弥生時代後期(約2,000年前)から古墳時代前期(4世紀ごろ)の大規模な集落遺跡。発掘調査によって大小2つの溝(環濠(かんごう))や多量の住居跡、生活の痕跡を示す土器や、当時のお墓などの貴重な資料が数多く見つかり、国の史跡に指定されました。
弥生時代には環濠の内側に住居が営まれ、高床式倉庫では穀物などを貯蔵していたと考えられています。古墳時代には環濠は既に埋められていたようですが、引き続き住居が作られ、大規模集落として存続していたと考えられます。集落のはずれには箱式石棺(はこしきせっかん)(板状の石を箱形に組み合わせた棺)や木棺墓(もっかんぼ)が見つかり、中国製の鏡や鉄刀、玉類が副葬されていました。
現在、史跡の東側に覆屋を設置し、「野方遺跡住居跡展示館」として、弥生時代と古墳時代の住居跡を発掘当時のまま展示しています。
【開館時間】 9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】 月曜日(祝休日のときは翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
【入館料】無料
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