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スポット情報

寺塚穴観音古墳(てらつかあなかんのんこふん)
寺塚穴観音古墳は曹洞宗補陀山興宗寺(ほださんこうしゅうじ)の境内に所在する径約20mの円墳。

寺塚穴観音古墳は曹洞宗補陀山興宗寺(ほださんこうしゅうじ)の境内に所在する径約20mの円墳。玄室の奥壁中央に阿弥陀、左右に観音、勢至両菩薩が浮彫りされ、両袖石にも仁王の彫刻がなされています。作者・制作時期はいずれも不明ですが、穴観音と呼ばれ、古くから信仰されてきました。

 巨石を用いた石室は北部九州でも屈指の規模を誇るうえ、博多区の巨石墳である今里不動(いまさとふどう)古墳とも時期的に近いことから、当時の福岡平野の西部(寺塚穴観音古墳)と東部(今里不動古墳)の政治動向を考えるうえで重要な古墳といえます。

 周囲は貝原益軒(かいばらえきけん)著『筑前国続風土記(ちくぜんのくにぞくふどき)』などで「百塚」と呼ばれることから、かつては多くの古墳が存在していたと考えられますが、福岡城築城に際し、石垣石材として石室の石が抜かれる等、後世の改変が著しく、壊滅したと考えられます。

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