戻る

スポット情報

福岡市赤煉瓦文化館(ふくおかしあかれんがぶんかかん)
明治42(1909)年、日本生命保険九州支店として竣工した洋風建築です。

明治42(1909)年、日本生命保険九州支店として竣工した洋風建築です。設計は辰野金吾(たつのきんご)、片岡安(かたおかやすし)、施工は清水組(現在の清水建設(株))により建てられた本建物は、屋根形状や壁面の多様な装飾など、小規模ながら変化に富んでいます。
 赤煉瓦と白の石材の組み合わせは、辰野が英国への留学当時、19世紀末に英国で流行したクイーン・アン様式を学び、日本へ持ち帰り独自の辰野式フリークラシック様式として取り入れたものです。屋根は平成18年に天然スレート葺に復し、外観を当初の姿に復元したほか、尖塔やドーム、避雷針を有しており、表情に富んだ構造をもちます。
 内部では天井や階段の鉄柵部分、照明など各所にアールヌーボー(草花や曲線美をモチーフにした造形)を用いたデザインが見られます。旧医員室や会議室のマントルピース(暖炉の装飾部)、縦長のガラス窓、天井の換気口など、各室の用途に応じて異なる設(しつら)えとデザインが採用されており見応えがあります。 
 戦後も日本生命のオフィスとして使用された後、昭和44(1969)年に国の重要文化財に指定され、市に譲渡されました。平成2(1990)年3月まで福岡市立歴史資料館として活用され、平成6年(1994)には建築当時の内装を復元し、「福岡市赤煉瓦文化館」としてリニューアルオープンしました。現在は1階の旧事務室をエンジニアカフェ、2階の大小3つの部屋を有料の会議室として活用しています。会議室は使用時を除き、見学可能です。

【開館時間】9:00~22:00
【休館日】毎月最終月曜日(祝日のときは翌平日)。12月29日~1月3日
※会議室の利用については、電話(092-722-4666)でお問い合わせください。

特典:限定壁紙

スタンプを獲得すると、限定の壁紙をゲットできます。

スタンプを集めてね / Collect a stamp

スタンプ獲得おめでとう!

限定の壁紙を獲得しました。
以下のボタンから壁紙を表示し、長押しで”写真”に保存してください。

壁紙を表示 / Download