冷泉荘(旧八木アパート)は、昭和33(1958)年に建てられた地上 5 階地下1階建、RC(鉄筋コンクリート)造の元民間集合住宅として、国の有形文化財に登録されています。
所在する上川端町は、福岡大空襲で一面が焼け野原になり、戦災後商業地として都市不燃化を図りRC造公営住宅がいち早く建設された地域です。その過程で建設された冷泉荘は、旧博多部における戦後復興期の民間のRC造集合住宅として貴重です。建築主が民間事業者ならではの自由な住戸計画をもち、東西2つの異なる階段配置や上階のセットバックが特徴的な外観を生み出しています。集合住宅としての昭和中期の間取りや設えが保存されている「当初部屋」は必見です。
所有者の基本理念である“福岡の古い建物を大切にする考え方の実践(ビルストック活用)”に基づき、建物の特徴や来歴を尊重した、積極的な保存活用がなされています。例年、初夏に開催される「れいぜん荘ピクニック」では建物散策、見学イベントなど、冷泉荘の一般公開も積極的に行われてます。
【営業時間】11:00~19:00
【定休日】毎週火曜日
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