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スポット情報

グラン・ジュ テあい工房
D-17. 『~跳躍する多様性の5つの作品群~』

本作は、「商店街の中の民藝シリーズ」において唯一、2つの施設内に点在する作品群で構成される展示です。商店街通りに面した「ムーンショット・ステーション」と、側道に面した「グラン・ジュテあい工房」の各空間を巡りながらご鑑賞ください。

2015年、センター長の福田さんが大学卒業や関西での教職を経て岡谷へ戻り、「ハンディキャップを抱える方々を支えたい」という想いから開設したこの場所には、一歩足を踏み入れると日常とは異なる独特の空気が漂っています。空間に配された物品や造形物、そして紡がれた言葉の数々には、深い意図とメッセージが込められています。

「駄菓子屋」と「工房」が同居する空間です。「グラン・ジュテ」とはバレエ用語(フランス語)で、大きく前後に脚を開いて宙を飛ぶ「大技(大きな跳躍)」を指します。岡谷の伝統である繊維産業の記憶と、京都の西陣織のイメージを結びつけ、機織りという手仕事を通じて「自らものを作り、社会へ届けて生活の糧を得る」プロセスを学ぶ場です。入口に並ぶ親しみやすい駄菓子と、奥に広がる機織り工房。一見対照的な要素が重なるこの場所には、「希望(多様性)の駄菓子」と「希望(多様性)の織り機」が展示されています。

そして工房の奥の壁面には、全体を象徴するステートメント「チェンジ」が掲出されています。互いの違い―すなわち「多様性」を受け入れ、それを原動力として文明を築き、「跳躍」を遂げてきた人間の歩み。人は生まれながらに多様であり、多様であるからこそ人間たり得ます。2つの施設に広がる作品群を通じ、人間の原点とこれからの可能性に想いを巡らせてみてください。

公開日時

9:00~15:30

休業日

土曜日(隔週)、日曜日